
静かなブームになっているシニアパラグライダー
シニア向けのスポーツはたくさんありますが、今静かなブームになっているのがパラグライダーです。
パラグライダーとは、横幅の広いパラシュートのようなものを体に付け高い丘の上などから空中を移動していくというスポーツです。
スカイダイビングと違って飛行機から飛び降りるのではなく、山頂からゆっくりと飛びながら降りていくというのが大きな特徴になっています。
ここ最近新しくパラグライダーを受講を希望する人には中高年層が多いということで、子供の頃に夢だった空中飛行を実現させるために熱心に通う人も多く見られています。
パラグライダーを行う山頂離陸場や教室ではシニア向けコースを専用に設置しているところもあり、インストラクターの指導のもと安全に空中散歩をすることができます。
タンデムフライトで安全に飛行
一見ただふわりと飛んでいるだけのように見えるパラグライダーですが、実際には空中でバランスをとったり風に流されないように方向を変えたりとかなりの技術や体力が必要になります。
そのためシニア向けのコースではいきなり単独飛行をするんではなく、タンデムフライトというインストラクターと一緒に飛ぶという方法から入るようになっています。
本格的な講習を受けるときにはまず最初に自分用の機材を購入し、地上練習をしながら空中での移動をシミュレートしていきます。
トレーニングをきちんと行えば60歳以上の方でも十分に単独飛行ができるレベルに達することができますので、興味のある人はまずは体験コースから応募してみてください。