飛行機

シニアにお得な国内航空運賃

最近はシニア世代が増えていることもあり、さまざまな業界でシニアをターゲットとした争奪戦が行われています。
もちろん交通機関でもシニア特典の多いJRなども今人気がありますが、航空業界でもシニア割引きがさまざまな航空会社で行われており、上手にシニア割引きを利用して旅を楽しむことができます。

サービス内容

サービス内容はそれぞれの航空会社によってまちまちですが、どこも満60歳以上あるいは65歳以上の利用者に対し、いろいろな割引きを行っています。
通常運賃の割引きが多く、特にその割引き率は高いところでは55%引きというところもあるのです。
また搭乗当日に空き待ちで、もし空席が合った場合に利用できる場合などの条件が付いている航空会社もあります。

空席の場合のみ利用できるサービスでも、シニアのきままな旅であればそれもまた楽しいのかも知れません。
どの航空会社もシニアへのサービスを高め、多くの集客を狙っていると言えそうです。
しかし一般割引きと同様に大手航空会社の特に全日空とJALは条件も厳しく、新参入してきた航空会社の条件はゆるいものの、機数が少ないという利用しづらさがあるのも現実です。

各社のサービスについて

サービス内容はそれぞれですが、スカイマークは「シニアメイト1」というサービスで満60歳以上で通常運賃の10%割引(一例)引きです。
ソラシドエアの「65歳からのシニア割」は満65歳以上で通常運賃の55%割引き(一例)と大きな割引きとなります。
スターフライヤーの「スターシニア」は満65歳以上で時期によって割引きは変わります。

またAIR DOの「DOシニア60」は満60歳以上ですが、運賃は通常運転の30%割引き(一例)となっています。
同じくAIR DOの「DOシニア65」は満65歳以上で通常運賃から12800円~16000円を全路線一律割引きとなりますが、時期によって割引き価格は変わるのでチェックしておきましょう。

そしてANAの「スマートシニア空割」の場合、満65歳以上のANAマイレージクラブ会員に限り、予約は当日のみ、運賃割引きは便や時期によって違います。
またJALの「当日シルバー割引」も当日予約のみで、65歳以上で公的身分証明書かマイレージカードが必要となります。
運賃は13300円~16500円(主要路線一律)となっています。

「当日のみの予約」の利用について

当日の空席のみという条件などはなかなか利用するのは困難なようですが、実は年末年始や大型連休など以外は意外と空席はあるものです。
特に今はスマホの普及もあり空席はすぐに確認できるため、空席状況を見てから行ってみたかった所への旅を気軽にスタートできます。
特にシニアの場合は時間に余裕があるので空席状況を確認しながら、例えば夕方の便に乗ってディナーは目的地なんて、自由な旅を楽しむこともできるのです。