野菜

安定した生活を送る

老化を防ぐ食事グセを案内すると同時に、老人になってから行ってしまいやすい失敗についても案内しています。

◇たんぱく質

老化を防ぐ食事として、まずは、たんぱく質の摂取量を増やすように心掛けましょう。肉や魚、豆などを、しっかりととるような毎日を過ごしてください。

老人になると、肉などは筋張っているので食べづらいという人もいるため、あまり肉を食べなくなったという人もいます。このような悩みを抱えている人は、肉を煮込んだ料理(肉じゃが)などを通してたんぱく質を摂取すると良いです。日持ちする料理が多いため、毎日の献立が楽になるというメリットもあります。

◇ビタミン類

肉や豆のようにたんぱく質を多く含んだ食品に加え、野菜や果物を食べるようにもしましょう。

実際、老人になると病気にかかりやすくなると言われていますが、それはビタミン豊富な野菜などの摂取が不足しているためです。免疫力、肌の潤いなどを守ってくれる(保ってくれる)ビタミンは、野菜や果物を通じて得られる栄養素なので、意識して野菜や果物を食べる必要があります。

料理を作る際も、ポテトサラダのように野菜を美味しく食べられる料理を意識すると、野菜の摂取量が不足する心配もありません。

◇カルシウム

身体を作るという意味では、骨の基となるカルシウムは意識的に摂取する必要があります。

とくに、高齢者となると骨密度が低下しやすくなるため、転倒した際に骨折の危険性が大きく高まります。身近な食品でカルシウムを多く含むものと言えば牛乳が挙げられますが、お腹を下しやすい人は、チーズやヨーグルトのような固形の乳製品を摂取するようにしましょう。

特に、日常生活で意識的に取らないといけない成分が、カルシウムになります。和食を好む方の場合は特に、和食はついカルシウムが不足しやすくなりますので、牛乳を毎日飲むなど、意識的にカルシウムを取る癖を付けると良いでしょう。シニア世代の食生活のポイント | シニアの集会

 

◇食物繊維

最近は、老化を予防する食生活として、食物繊維を多く含んだの食べ物も重要視されています。

そのため、黒ゴマ、もしくは海藻を食べるということも大事になってきます。これらの食品には豊富な食物繊維が含まれているため、腸内環境改善に効果的とされているのです。

食事量を安定させることが大事

最後に、毎日の食事量を変えるようなことをしてはいけません。

少食の場合、胃腸に負担がかからないと言われていますが、このような食事が目立つほどにかえって食事量が不安定になります。胃腸がこのような食生活に慣れてしまうと、食事量が少ない生活を送るために新陳代謝を悪化させることがあるので注意しましょう。

食事と共に運動を

食事をとってから1時間後に運動することも大事です。

老化を防ぐ食事グセとは別ですが、運動しなければ食事で得た栄養は活かされないということを覚えておきましょう。

時間にして30分間の散歩で問題ありません。
このような運動を続けていると、お通じが改善されるだけでなく睡眠が気持ちのよいものに変わります。
これが気持ちそのものを改善してくれるため、食事を毎日美味しくいただけるようになるのです。