骨粗鬆症

骨粗鬆症とは?

骨の強さは骨の密度と質量、そして骨の質によって決まります。
骨粗しょう症は骨が非常に弱くなり骨折しやすい病気です。

健康な骨は骨量と呼ばれる棒状の組織が縦と横につながって網状になっています。
この網状の組織はとても密度が高く、これによって骨は強度を保っています。
健康な骨の強さは骨密度が70~80%、骨質が30~20%で構成されています。
しかし、骨粗鬆症の骨は、骨梁が細かったり弱かったりしており、目の粗い網状になっていて十分な強度が保てません。
スカスカの状態なのです。

骨粗鬆症の原因は?

骨粗鬆症は加齢や閉経が原因だと考えられています。

人の体は常に新陳代謝を繰り返しています。
骨も同様に新陳代謝が行われており、古い骨と新しい骨が入れ替わっています。
新陳代謝のメカニズムは次のようなものです。
まず、破骨細胞という細胞が古い骨を溶かしてカルシウムなり、そのカルシウムが血液中に吸収されます。
これを骨吸収と呼んでいます。
次に、骨芽細胞という細胞が、骨が溶けたところにカルシウムをくっつけて骨を作ります。
これを骨形成と呼んでいます。
骨吸収と骨形成のサイクルが乱れると、うまく骨が作られなくなり、骨粗鬆症になりやすくなるのです。

体の中にあるカルシウムは99%が骨と歯に貯め込まれています。
そして残りの1%が血液に含まれているのですが、血液に含まれるカルシウムが足りなくなると、骨からカルシウムが溶け出して血液に吸収されます。
このため新陳代謝のサイクルが乱れて、骨粗鬆症の原因となるのです。

また骨はカルシウムとコラーゲンでできています。
このため体内のコラーゲンが減少しても骨粗鬆症になりやすくなります。

骨粗鬆症の治療法と予防法は?

治療の中心は薬物治療になりますが、骨粗しょう症が発病する原因には、食事や運動など、長年の習慣も深く関わっています。
薬物治療とともに食事療法や運動療法も並行して行われます。

骨粗鬆症を予防するためには、何よりもカルシウム不足にならないように気をつけることです。

カルシウムは乳製品や大豆製品、小魚、緑黄色野菜などに含まれています。
さらにカルシウムの吸収をよくするビタミンDも積極的に取りましょう。
ビタミンDは魚や干し椎茸などにたくさん含まれています。

そして骨に適度な負荷をかけることで骨が強くなります。
ウォーキングなどの運動を習慣づけましょう。
運動をすると筋肉も鍛えられるので、転倒防止になり結果的に骨折を防ぐことができます。
日光に当たることも大切です。
日に当たると、体内でビタミンDが作られます。
朝の光を浴びながら毎日ウォーキングや体操をすると日光浴と運動が同時にできるので効果的ですね。

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